玄米
人間が生きる上で多く必要とされるのが、体内でエネルギーになる糖質だそうです。
玄米に含まれる糖質は、お砂糖や果物の糖質とは異なり、ゆっくりと体内で吸収されるそうです。
糖質を必要とする脳にも良いみたいなんです。
バランスのとれた玄米は、白米よりも肉や魚などのおかずが少なくても栄養がとれるそうです。
そこに大豆をつかったみそ汁を合わす事で、なおバランスが良くなるとのこと。
あいます。玄米とみそ汁。
香ばしい炊きたての玄米にごま塩をかけて頂きます。ごま、多めでね。
自然と普段よりも噛む回数が増えています。
玄米の他にも、精製しない穀物には栄養いっぱい。さまざまな効果があるので、
玄米と一緒においしく摂りたいものです。
おいしく食べて、なんだか病気も予防出来ていそうです。
ー玄米の気になるところー
消化吸収率が白米よりは悪いため、胃もたれをおこすことがあります。
胃弱の方などは、圧力釜などでやわらかく炊いて、ゆっくり、よく噛んで
召し上がられるとよいですね。
おかゆもおいしい。
野菜類
注目のマクロビオティックでも紹介されているように、
食材をなるべく皮やアクと一緒に食べると、肌にも良いよいし、栄養も豊富そうです。
根野菜は足腰などにも良いそうです。
皮にビタミン、ミネラル、繊維質が豊富で、冷え性にも良いみたいですよ。
小松菜、ほれんそう、ブロッコリー、ねぎ、にらなどの緑黄色野菜の食材には
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。
コレステロールも抑えて、動脈硬化を防いでくれるそうです。
春は、菜の花、ブロッコリー。
夏は、とまとにきゅうり。
秋は、さつまいもや栗。
冬には大根、白菜など、
旬の時に旬の食材をいただくのが理想的ですし、
やはり、おいしいなと感じます。
大根:
消化を助けてくれます。
たんぱく質や糖分の代謝を高めてくれるそうです。
肉、魚と一緒にとりたい食材です。
便秘にも良さそう。
おろしで食べるのが良いみたいですが、寒い季節や、冷え性の方には
鍋やお味噌汁など、温かくしていただいても、おいしいです。
じゃがいも:
芋類の中では、比較的カロリーは少なめだそうです。
蓮根:
食物繊維、ビタミンC多め。
腸を整えたり、造血効果が高いので、
貧血の改善にも効果ありですね。
咳にも良さそうです。
咳止めとしてとられる方は、その期間、
果物や甘い物は摂ってはいけないそうですよ。
ごぼう:
食物繊維たっぷり。便秘にいいです。
熱冷ましなど、なにかと優れた食材のようです。
たわしでしっかり洗ったら、皮ごといただきたい。
にんじん:
ビタミンAが緑黄色野菜の中ではずば抜けてるそうです。
ビタミンAのもとであるカロチンは油と一緒に摂取すると
吸収が良くなるそうですよ。
葉っぱには根の部分よりもビタミンC、ミネラル、たんぱく質、カルシウム、
カロチンが多いらしく、肌にはもってこい。
目の疲れにも良いそうです。
しょうが:
殺菌作用、発汗作用があるしょうが。
動物性たんぱく質の毒消しをしたり、からだを温める効果が強いので
冷え性の方にとても良さそうです。
血管が広がり、血液の流れを良くしてくれます。
発汗作用は、熱さましにも役立たせましょう。
かぼちゃ:
カロチン、ビタミンC、食物繊維が豊富です。
造血、利尿効果あり。
油で調理をするとカロチンの吸収もいいです。
山芋、長いも:
虚弱体質の改善、気力を充実させる働きもあるそうです。
胃腸にもよく、消化も助けてくれます。
たけのこ:
利尿作用があって、食物繊維も豊富。
老廃物も出してくれるそうです。
キャベツ:
ビタミンCが豊富。
生でいただく方が良いそうですが、
からだを冷やす作用があるので、冷え性の方は、火を通したお料理で。
ほうれん草:
カロチン、ビタミンC、食物繊維が豊富。
おひたしにかつおぶしをかけて、簡単です。
小松菜:
ビタミンC、ビタミン、食物繊維が豊富な食材。
ほうれん草よりあくがないので、食べ過ぎても心配がなさそうです。
おひたしなどでゆでてしまうと、ビタミンが減ってしまうそうなので、
炒めものとかでいただくのも良いかも。
にら:
ビタミン、カルシウム、鉄分が豊富な食材。
血液の循環を良くしてくれます。
にんにく:
免疫力を高め、殺菌作用、強壮作用もあるにんにく。
広い効能が望めそうな食材です。
ピーマン:
ビタミンAとCが豊富。
ビタミンの補給に、ちょこっと炒めて食べたい食材です。
ブロッコリー:
胃腸を丈夫にしてくれるなど、虚弱体質や体力不足、
病気を回復する時などにあっている食材なんだそうです。
新鮮なうちに、茎や葉っぱまでいただいて、ビタミンCをたっぷり摂ります。
きのこ:
低カロリーで食物繊維が豊富。血中のコレステロールや脂肪をへらし、
血圧を下げ、毒素も体内から排出してくれるそうです。
新陳代謝を促し、免疫力を高めるなど、嬉しい食材です。
干し椎茸など、お日様に干すと、ビタミンDが出来て、
カルシウムを骨に沈着する効果があるそうです。
いいおだしにもなって、またまた、嬉しい。
ー野菜類の気になるところー
*大根はからだを冷やす作用もあるそうなので、
冷え性の方は温める料理で食べられるといいみたいです。
生姜なんかもプラスすると温まりそうです。
*アトピー性皮膚炎の方はごぼうのあくで反応がたまにでる、
ということもあるそうです。
*じゃがいもの芽は、人体に有害らしいので食べてはいけません。
*たけのこは、アトピーなどのアレルギーの方、じんましんの方は
悪化することがあるらしいので、ご注意を。
消化もあまり良くないので、胃腸の弱い方は食べ過ぎないようにお気をつけて。
*ほうれん草は、結石を作り易いそうですので、あくをよく取って、
結石のでき易い方はひかえられると良いかもしれません。
*にらは、食べ過ぎると軟便になることがあるそうです。
*にんにくをいただいた後の、口臭や体臭は気になるところ。
目にはあまり良くないらしく、充血しやすくなるそうです。
刺激が強いので胃腸の弱い方は注意して下さいね。
大豆
高タンパク質で、植物性脂肪が豊富。
コレステロールを溶かすリノール酸や
リノレン酸を多く含むので高血圧や動脈硬化、肝臓病、肥満などの
予防食に適している食材のようです。
成人病を予防しながら、若さも保ってゆきましょう。
ー大豆の気になるところー
大豆のアレルギーのある方は、豆腐、納豆にもご注意下さい。
豊富に含まれたカリウム分がからだを冷やすそうですので、
食べ過ぎにはお気を付けて。
冷や奴、お味噌汁、冬は湯豆腐などで。
煮たり、炒めたり、いろいろ食べれます。
魚介類と海草類
魚介類は血中コレステロールを減らして、血圧を下げてくれるそうです。
魚の脂は中性脂肪も減らしてくれるそうですよ。
海藻の昆布やひじきはミネラルたっぷり。
髪や肌によい上に、成人病の予防もしてくれそうです。
ー魚介類の気になるところー
*アジ、さば、いわしなどの青魚はアレルギー体質の人は要注意。
かゆみが出ることも。
*えび、かにもアレルギーのある方はご注意を。
えびは背わたを取って、かにみそは控えた方がいいみたいです。
.
.
.
魚介類は、少々体質を気にかけていただいた方がよさそうです。
ですが、良質なたんぱく質です、
体質に問題ない魚介類は焼いたり、煮たり、おさしみで、旬の時期に、
おいしく堪能をしたいものです。
果物
果物には、少し注意が必要です。
果物は、果糖を多く含むために、中性脂肪をため易く、
また、からだも冷え易くなりますので、
たくさんは摂らない方が良さそうです。
特に、痛風、糖尿病の方は、要注意だそうです。
おいしい果物は、大好きな方も多いはず、体調、体質などもおわかりの上で、
ビタミンCも摂れる果物です、少しだけ楽しみます。
他の食材
塩:
ミネラル、にがり成分を含むお塩。
海からとれた塩をいただきたい。
毎日、適量で。
みそ:
消化にも良く、たんぱく質、ミネラル、ビタミンが豊富なみそは、
防腐剤などが使われていない、1年以上熟成されたものを選びたいものです。
しょうゆ:
しょうゆも必需品です。
食材をおいしくしてくれるだけではなく、胃腸を整え、
新陳代謝にも良いそうです。
もちろん、天然のものが良さそう。
こちらも適量で。
油:
菜種油やごま油、植物油を適度に摂るのは、ストレス、
血中コレステロールを下げるなどの効果があるそうです。
肌や髪にも良さそうですよ。
こちらも、自然にしぼられたものをぜひ。
酢:
外食などで油の多いお料理を食べる時は、お酢をかけます。
動物性の食事にもお酢は消化を助けてくれそうです。
殺菌効果も優れていて、魚貝にも、しめたり、酢の物にしたりと、
おいしくいただけます。
梅干し:
クエン酸が豊富。
代謝をうながしてくれるそうです。
殺菌効果のある梅干しは梅雨時にも適していますし、
汗でミネラルが体外に出てしまう夏にも適度な塩分を補給してくれます。
が、塩分は強め、少しずつ摂ってゆきたい食材です。

